＜あらすじ＞
夏休みにバスケ部の夏合宿のために岡山高原高校に訪れた主人公の小川弘樹。 楽しいはずの合宿１日目の夜、部員たちのＣＤプレイヤーが盗まれるという小さな事件が起こります。 寮にはバスケ部員しかいないのに、まさか、このなかに犯人が？　

何事もなく合宿が終わるよう祈る部員達を裏切るように、次の日、再び事件は起こります。部員達で飼っていた犬が何者かによって殺されるのです。

盗難、失踪、監禁、そして予期せぬ最悪な事態。

弘樹は様々な困難を乗り切り、事件を解決する事は出来るのでしょうか。
(作者HPから引用)

＜システム＞
「犯人マークシステム」により、疑わしい人物をマークすることができます（本作品の特徴ですな）。 マップ移動などによる分岐が大量にあり、エンディングも数多しらしい（私は数個確認しただけ）。
基本となるシステムは恋愛ツクールなので、この時点で少し抵抗があるかもしれません。 私の場合はなんの前触れもなく落ちるし。そのおかげでやる気が無くなる危険性を含んでいます。 安全のため、音楽はOFFでプレイした方がいいかもしれません。 セーブファイルは外部に出力します。分かりやすい名前を自分でつけましょう。

＜感想＞
岡山の高校ということで、近いじゃん！などと勝手に思いながらプレイした作品です。 久しぶりの推理物でしたが、シナリオは大変よくできています。 分岐からくるエンディングは多いし、作りこまれております。 私の場合は、「犯人マークシステム」を知らずにプレイしており、知らない間にバッドエンドでした。 でも、ちゃんとバッドエンドにならないようにヒントが出てくるので親切ですね。最後の方は推理しないといけないのですが、 手当たり次第に選択肢を選んでやっとクリアできました。攻略ヒントがフリーゲーム恋シミュ＆ADV至上主義さんにありますので、よろしければどうぞ。
犯人の境遇も悲惨だし。登場人物達も陰があり、なまなましい。ストーリーは好感が持てます。 ただし、システムが重くてすぐ落ちるし、いろいろ不評が出そうである。 その辺のあたりを考慮してー２点ぐらいをつけました。 久しぶりに楽しめる作品でした。システムを考慮しなければおすすめできる作品です。


最後に一言：「タイトルがもう少し興味を惹くものならな」

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